正直に書きます。副業を始めて、今日でちょうど3週間。売上は、まだ1円もありません。
「副業始めました」というブログ記事は、たいてい成果が出てから書かれます。でも私は、成果が出る前の、いちばん地味で心もとない時期のことを書いておきたいと思いました。今読んでいる方の中にも、同じ場所にいる人がいるはずだからです。
準備には時間をかけたのに、始めたら振り出しに戻った
本業を崩さないこと、朝と夜に時間を作ること、税金の仕組みを先に調べておくこと。ここまでは、以前の記事に書いたとおり、わりと丁寧に準備したつもりでした。就業規則も確認し、住民税の申告方法も頭に入れて、満を持して始めたんです。
それなのに、いざスキルを出品するサービスに登録してみたら、プロフィール欄をどう書けばいいのかで丸1日悩みました。準備していたのは「始める前の心構え」であって、「始めてからの実務」ではなかったんですね。そんな当たり前のことに、始めてから気づきました。
3週間でやったこと・起きたこと
この3週間、平日の朝と夜、それぞれ30分〜1時間を使って、コツコツ進めてきました。プロフィールを整え、実績のサンプルを2つ作り、出品ページを公開する。ここまでで、だいたい2週間かかりました。
公開してからの1週間は、正直、拍子抜けするくらい静かでした。閲覧数は数十件ほどありますが、問い合わせはまだゼロ。数字がまったく動かない画面を、夜な夜な眺めているだけの時間が続いています。妻に「どう、儲かってる?」と聞かれて、「いや、まだ見られてるだけ」と答えたら、「見られてるだけでもすごいじゃない」と、意外と前向きな言葉が返ってきました。うまく返せず、「そうかな」とだけ返しておくのが精一杯でした。
正直、途中で「このやり方で合っているのか」と何度も不安になりました。値段設定が高すぎるのか、そもそも需要のない分野を選んだのか、判断材料がなさすぎて、答えが出ないまま考え込む時間だけが増えていきます。それでも手を止めなかったのは、判断材料を増やせるのは、結局「続けること」しかないと分かっていたからです。
唯一の収穫は、出品ページの説明文を3回書き直したことです。最初に書いたものを読み返すと、自分でも何を売りたいのか分かりにくい文章でした。1週間経って読み返すたびに、少しずつ削って、直しています。売上はゼロでも、これは前進だと自分に言い聞かせています。強がりに近い自覚はありますが、まったくの根拠なしでもないはずです。
それでも焦っていない理由
普通なら、3週間ゼロ円というのは、心が折れてもおかしくないところだと思います。でも今のところ、そこまで焦っていません。理由ははっきりしていて、副業の収入が今すぐ必要な家計になっていないからです。
投資の積立は淡々と続いていて、生活防衛費も1年分置いてあります。副業がしばらくゼロ円でも、生活が壊れるわけではない。この安心感があるから、「早く結果を出さなきゃ」という焦りに追い立てられずに済んでいます。以前、副業を始める前に整えておきたいと書いたのは、まさにこの状態のことでした。準備していた「保険」が、今ちゃんと効いています。
もうひとつ、20代・30代の失敗も、今回はブレーキではなく歯止めになっています。あのころは「すぐ結果が出るはず」という期待だけで飛びついて、うまくいかないと投げ出してきました。今回は最初から「すぐには何も起きない」と分かって始めているので、ゼロ円の期間があっても、驚きも失望もありません。
3週間の正直な感想
やってみて分かったのは、副業は始めた瞬間に何かが動き出すわけではない、ということでした。始まるのはむしろそこからで、準備の3ヶ月よりも、実務の3週間のほうが、学びの密度はずっと濃いと感じています。
この記事を、1年後にどんな気持ちで読み返すのか、正直まだ分かりません。順調に育っているかもしれないし、別のやり方に切り替えているかもしれない。ただ、今この時点の「まだ何も稼げていない」という記録は、あとから振り返ったときにきっと意味を持つはずだと思って、残しておきます。
副業を始める前に整えたことは副業を始める前に整えたい3つのことに、税金の仕組みは副業の確定申告は20万円から?に、会社にバレる不安については副業は会社にバレる?に書きました。お金全体の整え方は40代の資産形成は何から?にまとめています。
※副業の状況・金額は2026年7月時点の私個人の経験です。


コメント